chiritori v0.3.0とactions-chiritoriをリリースしました

最近の開発の様子です。chiritoriの詳細については、過去の記事をご参照ください。

actions-chiritoriのリリース

chiritoriをGitHub Actionsワークフローで利用しやすいように、カスタムアクションactions-chiritoriを公開しました。

特定の拡張子にマッチするファイルから期間限定コンテンツを削除するようなワークフローを簡単に構築できます。

chiritori v0.3.0のリリース

chiritori v0.3.0をリリースしました。

chiritoriでは、期間限定コンテンツを削除したあと、後処理によって空行や空白の削除をしています。 たとえば、以下のようなテキストから期間限定コンテンツを削除すると、

  hoge
  <!-- time-limited to="1999-12-31 23:59:59 -->
    content
  <!-- /time-limited -->
  fuga

以下のようになります。

  hoge
  <-- (空文字2つがここに存在する)
  fuga

フォーマット処理することで、以下のように整形されます。

  hoge
  fuga

これまでは、ある特定のパターンにあてはまる場合は、一貫性のある結果にならなかったりすることがありましたが、このあたりの不具合が今回のリリースで改善されました。

入力パターンと出力結果の組み合わせは、以下のように分類できます。

削除位置の直後に改行があり、かつ前後に空行がない場合

(冒頭の説明のとおり)以下のようなテキストを処理した場合

  hoge
  <!-- time-limited to="1999-12-31 23:59:59 -->
    content
  <!-- /time-limited -->
  fuga

最終結果として以下のような出力が得られます。

  hoge
  fuga

削除位置の前あるいは後に空行がある場合

以下のようなテキストを処理した場合

  hoge

  <!-- time-limited to="1999-12-31 23:59:59 -->
    content
  <!-- /time-limited -->
  fuga

最終結果として以下のような出力が得られます。

  hoge

  fuga

削除位置の前後に空行がある場合

以下のようなテキストを処理した場合

  hoge

  <!-- time-limited to="1999-12-31 23:59:59 -->
    content
  <!-- /time-limited -->

  fuga

最終結果として以下のような出力が得られます。

  hoge

  fuga

まとめ

最近はプログラミング言語の習得も兼ねて、chiritoriのメンテナンスをしていました。もしなにかありましたら、Pull RequestやIssueをお待ちしています。ではでは〜

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